生成AI時代に揺らぐ若手社員のキャリア観 半数以上が自身の強み「明確化できていない」
メンタルコーチング事業を展開する株式会社U-WA(本社:東京都葛飾区、代表取締役:渕 一真)は、20代から30代の会社員330名を対象に「生成AI時代のキャリア不安に関する調査」を実施した。
業務への生成AI導入状況とキャリアへの影響予測
現在の職場における生成AIの導入状況を尋ねたところ、「導入されていない」という回答が48.5%で最多となった。一方で、「会社として公式に導入されている(25.2%)」、「個人の判断で試験的に利用している(16.1%)」、「部署やチーム単位で導入されている(10.3%)」を合計すると51.6%に達しており、若手会社員の半数以上が業務で生成AIを利用している実態が浮き彫りとなった。
生成AIの普及が自身のキャリアに与える影響については、27.9%が「業務の一部が代替され、現在のスキルが通用しなくなる」と回答している。これは4人に1人以上の割合に相当し、テクノロジーの進化に対して具体的な危機感を抱く層が一定数存在することを示している。
キャリア不安とメンタル・モチベーションへの影響
生成AIの普及によって自身の仕事が陳腐化するなどのキャリア不安を感じているかという設問に対し、「やや不安を感じる(36.1%)」と「強く不安を感じる(9.7%)」の合計は45.8%にのぼった。20代から30代の会社員の45%以上が、生成AIの普及によって自身の仕事が陳腐化するなどのキャリア不安を感じている結果となった。
こうした不安が日々のメンタル状態に与える影響については、「生成AIの普及に伴うキャリアへの不安はない」が44.2%で最多となり、次いで「メンタル状態に悪影響はない」が20.6%となった。一方で「仕事へのモチベーションが低下している」と回答した人も13.0%存在しており、生成AIの普及に伴うキャリア不安がある会社員の多くがメンタル状態に悪影響はないと感じている一方で、働く意欲の減退を招いている側面も見て取れる。
自身の強みや働く目的の不明確さ
調査では、個人の内面的な指針についても尋ねている。「現在の自身の仕事における強みや専門性が明確になっているか」という設問では、「あまり明確になっていない(39.4%)」と「全く明確になっていない(14.2%)」の合計53.6%が「明確になっていない」と回答した。
株式会社U-WA公式プレスリリースより
さらに、「自身の働く目的や生きる目的」についても、「あまり明確になっていない(40.3%)」と「全く明確になっていない(13.9%)」の合計54.2%が「明確になっていない」と答えている。半数以上の若手社員が、自身の専門性や人生の目的を見出せていない中で、生成AIという急速な環境変化に直面している構図が明らかになった。
不確実な時代を生き抜くための自己一致
株式会社U-WAは、こうした調査結果を受けて、テクノロジーの変化による不確実性の中で自分本来の感覚を取り戻すことの重要性を指摘している。
同社が提供する「U-WA式メンタルコーチング」は、エンジニア出身の代表取締役である渕 一真氏が設計した構造的・論理的なアプローチが特徴となっている。感情や思考の癖をシステム思考で構造化・言語化し、一時的な癒やしではなく、クライアント自らが自分を整え続けられる「一生モノのメンタル資産」の構築を支援する。
また、屋久島の自然の中で本来の感覚を取り戻す5日間の「屋久島プログラム」や、2時間の入門セミナーである「U-WA対面セミナー」を通じ、個々人が「理想の人生とキャリア」を自律的に実践できる状態へと導いている。
調査概要
本調査は、調査期間を2026年4月2日から4月3日とし、インターネット調査の方法で実施された。調査対象は20代から30代の会社員男女で、調査人数は330名となっている。モニター提供元はRCリサーチデータである。