ストレスにより精神的不調や不安を感じているビジネスパーソンが約半数 チューリッヒ生命調べ

チューリッヒ生命保険株式会社は10月8日、ビジネスパーソンのストレスに関する調査の結果を発表した。

調査は8月、20代~50代の有職者を対象に実施。1,000名から回答を得た。

仕事上のストレスの最大の要因について尋ねたところ、トップ3は「給与・賞与(金銭面)」(21.7%)、「仕事内容」(17.8%)、「上司・部下以外の社内の人間関係」(15.4%)となった(画像参照)。調査は今年で7回目になるが、トップが「給与・賞与(金銭面)」なのは4回連続。

ストレスにより精神的不調や不安を感じることがあるか尋ねたところ、「とても感じている」が15.9%、「やや感じている」が30.2%。「あまり感じていない」(13.8%)、「全く感じていない」(10.3%)を大きく上回った。

ハラスメントについても尋ねた。職場でハラスメントを受けたことがあるか、ある場合はどのようなハラスメントか尋ねたところ(複数回答可)、「特にない」(63.6%)に続いて、「パワハラ」(23.7%)、「セクハラ」(9.5%)、「モラハラ」(8.9%)となった。

他人が受けているのに遭遇したことがあるかも尋ねたところ(複数回答可)、同様に「特にない」(47.2%)に続いて、「パワハラ」(39.0%)、「セクハラ」(27.9%)、「モラハラ」(18.6%)となった。

自身が受けたこと(n=342)、あるいは他人が受けているのに遭遇したこと(n=494)があると回答した人に、その後どのように対処したか尋ねたところ、いずれにおいても「何もできなかった」が最多(自身48.5%、遭遇58.7%)。

ハラスメントに適切に対処しないことが、職場におけるストレスにつながっている可能性があるとしている。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000005927.html

仕事上のストレスの最大の要因について尋ねた結果。チューリッヒ生命プレスリリースより