昭和女子大、新学部「総合情報学部」を2026年春に設置予定

昭和女子大学は3月12日、2026年4月設置予定の新学部「総合情報学部」について詳細を発表した。

社会の急速な情報化により、ITだけでなくあらゆる領域において需要が高まっているデジタル人材を、データサイエンスとデジタル技術の学びを通じ育成する。

「データサイエンス学科」と「デジタルイノベーション学科」の2学科を設置。前者では組織においてデータをもとに意思決定を行える人材を、後者ではコンピュータサイエンスの知識をもとに新たな商品・サービスを開発できる人材を育成する。

1年次では数学と統計学を基礎から学習。2年次から学科ごとに分かれ、データサイエンス学科では機械学習などのアナリティクスを、デジタルイノベーション学科では電子メディアの開発やデザインを身に付ける。

データ分析やデジタル技術を駆使した課題解決には、多数の関係者との協働や調整も必要なことから、コミュニケーション能力、リーダーシップといったソフトスキルの涵養にも力を入れる。

また、課題解決につながるアイデアが生まれるためには、データ分析やデジタル技術の知識だけでなく、それが活用される分野についての理解も必要なことから、主要な活用先である「ビジネス」、「健康」、「心理」の3領域の学びも提供する。

内容は予定であり、変更の可能性がある。

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