途上国と日本の人材がともに学ぶソーシャルイノベーター育成プログラムが誕生

事業開発支援を手掛ける株式会社ドリームインキュベータ(DI)は7月3日、独立行政法人国際協力機構(JICA)と共同で、社会起業家の育成プログラム「ソーシャル・イノベータ・ハブ」(SIH)を、発展途上国と日本の人材向けに提供することを発表した。

JICAのネットワークとDIの事業実装力を組み合わせることで、社会的起業を目指す途上国の人材に、同じ志を持つ日本の人材とともに社会課題の理解とビジネススキルを身に付け、それをもとに自身のアイデアを練り上げる場を提供する。

第1回を、8月5日から9月20日にかけて仙台市で試験的に開催する。開催地の特徴から、テーマは「環境」、「防災」。DIのほか東北大学や電通の関係者が講師・メンターとなり、講義やワークショップを提供する。使用言語は英語。

参加者は約2か月かけて協働し、自身が解決したい社会課題を深耕し、アイデアをプロトタイプ・ビジネスモデルへと練り上げる。

日本と途上国の人材 ・情報・技術をつなぎ、プログラム受講後も共創が続くようなハブとしていきたいとしている。

事業の概要。ドリームインキュベータ プレスリリースより