インターナショナルスクールの退学理由、トップは「学校に馴染めなかった」 民間調査
教育事業を手掛ける株式会社エンライクは10月22日 、インターナショナルスクールの退学に関する調査の結果を発表した。
調査は6月、インターナショナルスクールに通っていたが途中で退学した子どもを持つ保護者を対象に実施。200名から回答を得た。
子どもがインターナショナルスクールに通っていた期間について尋ねたところ、トップは「1年以上2年未満」(32.5%)。「6ヶ月以上1年未満」(16.0%)、「6ヶ月未満」(6.5%)と合わせると、55%と過半数を超える子どもが、2年を待たずしてインターナショナルスクールを辞めていることが明らかとなった。
子どもがインターナショナルスクールを退学したときの年齢について尋ねたところ、「8歳」が14.5%でトップ。と「9歳」(14.0%)、「5歳以下」(13.5%)と続いた。「12歳」までを合計すると84.5%。大半が小学生の時期に退学していることが判明した。
子どもがインターナショナルスクールを退学した理由について尋ねたところ(複数回答可)、トップは「学校に馴染めなかった」(23.5%)。多くの子どもが新しい環境、特に文化や言語の違いに適応するのに苦労していることが伺われた。
2位は、「学費が高かった」(20.0%)。インターナショナルスクールは授業料自体が高額であることに加えて、教材費や課外活動費、海外研修費など追加の費用がかかることがあり、多くの家庭にとって負担となっていることが伺われた。
「教育内容に満足できなかった」(19.0%)、「サポート体制に満足できなかった」(17.5%)、「通学が不便だった」(同)と続いた(画像参照)。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000107104.html
エンライク プレスリリースより