情報処理学会、高等学校情報科の教員を対象とした研修を開催
一般社団法人情報処理学会が、高等学校情報科の教員に向けた研修を7月末から8月にかけ、実施する。
同学会は、文部科学大臣から免許状更新講習規則(平成20年文部科学省令第10号)第1条第4号の規定に基づき教員免許状更新講習の開設者として指定を受け、2014年度から教員免許状更新講習を実施してきた。
教員免許更新制は2022年7月1日に廃止されたが、同学会では高等学校情報科研修の必要性を考慮し、文部科学省等と連携しながら、今までの教員免許状更新講習の内容を継続した教員研修を実施することとなった。
日程は、オンライン研修が2022年7月31日(日)9:30〜15:30、2022年8月5日(金)9:30〜15:30、2022年8月16日(火)の3日間、対面研修とオンライン研修のハイブリッド開催は、対面研修会場を広島国際会議場(広島県広島市)を会場として、2022年8月20日(土)9:00〜15:20の日程で開催される予定。
参加申込開始は7月15日(金)から、同会HPにて行われる。
本研修は文部科学省の補助金の交付を受けて実施されるため、受講者の負担は実費程度。また、開催日時が設定されているものの、オンデマンド受講も可能。受講したコマごとにデジタルバッジが交付されるなど、今後の研修計画や教員配置にも生かせるものとなっている。
情報を担当する教員の不足が指摘される中で貴重な研鑽の機会となりそうだ。
参考:文部科学省 事務連絡「夏季休業期間中等における高等学校情報科に係る教員研修について」