川﨑市教委、富士通、NPOが協働 子どもの可能性を広げるキャリア教育

認定NPO法人キーパーソン21(神奈川県川崎市)は、富士通株式会社、川崎市教育委員会、川崎市立宮内中学校と連携・協働し、「子どもの可能性を広げるキャリア教育からはじまる子どもと共に創る川崎未来まちづくり」プロジェクトをスタートする。

宮内中学校は令和4年度、川崎市教育委員会「キャリア在り方生き方教育」研究推進校として研究に取り組んでいる。キーパーソン21は、宮内中学校の教員の熱い想いを受け、地元川崎で多くの地域貢献、まちづくりに取り組んでいる富士通と協働し、宮内中学校2年生(6クラス233名)を対象にキャリア教育プログラムを実施する。

今回のキャリア教育プログラムは、川崎市中原区大戸地区の地域の多様な大人たちと関わり、対話によるコミュニケーションを通して、自ら動き出さずにはいられない原動力(わくわくエンジン)や自分自身の中にある「やってみたい!」を発見し、大人たちの伴走・応援のもと本気でチャレンジしてみる経験など、まちぐるみで川崎の未来を創る子どもたちの主体性を引き出し、継続して成長を支援し、未来に向けたまちづくりに繋げていくプロジェクトだ。

富士通を中心とした企業・行政・NPO等が連携・協働しながら、宮内中学校2年生の生徒に対し、キャリア教育プログラム実施を通じて、子どもたちの主体性を「引き出し、認め、伴走する」ことで、川崎市中原区大戸地区における、わくわくする自分から始まる未来まちづくりへと展開させることを目指している。

22.7.1news3