産業医を利用したことのあるビジネスパーソンは3割程度 民間調査
デジタルマーケティングを手掛けるクーミル株式会社は10月31日、医師向けメディア「ONE DOCTOR」と共同で実施した、ビジネスパーソンの産業医利用状況に関する調査の結果を発表した。
調査は10月、全国のビジネスパーソンを対象に実施。408名から回答を得た。
産業医との面談を利用したことがあるか尋ねたところ、そもそも「会社に制度がない」との回答が43.1%で最多。あるとの回答は32.8%、制度は存在するが利用したことはないとの回答は24.0%だった。
産業医との面談にどの程度関心があるか尋ねたところ、「機会があれば利用したい」が43.1%で最多。「積極的に利用したい」(18.9%)、「指示があれば利用しようと思う」(15.4%)と合わせると、8割近くが関心があると回答した。
一方、産業医との面談を活用する際、不安に思うことについて尋ねたところ(複数回答可)、トップ3は「面談時間の確保のために上長へ共有しないといけない」(61.2%)、「キャリアへの影響」(45.3%)、「職場への影響」(39.7%)となった。
どのような工夫があれば産業医との面談を利用しやすいと思うか尋ねたところ(複数回答可)、「メールや電話、チャットなどでの相談窓口」が89.2%で最多。「メリットや利用方法、個人情報保護についての情報提供」(20.8%)、「利用によって得られた成果や効果の事例共有」(12.0%)、「業務時間外での利用についてのサポート」(8.8%)と続いた。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000112222.html
クーミル プレスリリースより