ディープテックスタートアップ創出に向け連携協定 慶應義塾×ビズリーチ

慶應義塾(塾長:伊藤公平)と株式会社ビズリーチ(代表取締役社長:酒井哲也)は、未来の新産業創出支援を目的に、12月15日に連携協定を締結した。

同連携を通じて、慶應義塾とビズリーチは、世界を変革する可能性を秘めた研究成果を持つ研究者と起業をリードする経営プロ人材のマッチングをはかる「慶應版 EIR(客員起業家)モデル」を構築し、慶應義塾大学発のディープテックスタートアップの起業を支援する。 

「慶應版 EIR(客員起業家)モデル」の構築では、(1)起業を目指す研究者と副業・兼業の客員起業家をビズリーチ上でマッチングし、(2)ビズリーチの人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズを活用した客員起業家のデータベース化を実現する。これにより、起業前フェーズから経営プロ人材に直接アプローチすることが可能になるという。 

同モデルにおける「客員起業家」とは、研究者に伴走しながら起業を目指す経営プロ人材を指す。起業経験者や新規事業立ち上げ経験者など、「0→1」フェーズに必要な事業計画策定、マーケティング、ファイナンス等のスキルを持ち、起業の際には経営者(CEO/COO)のポジションを担うことを想定。形態を副業・兼業とすることで、経営プロ人材は転職することなく、大きな可能性を秘めた大学発シーズに起業前から関わることができる。 

これにより両者は、将来的にグローバルで活躍できる世界レベルのスタートアップの創出を推進し、慶應義塾は、2026年までに300社のスタートアップ創出を目指すという。 

なお、同モデルの第1弾として、12月15日より、最先端の「ナノカーボンを用いた新しい集積光(ナノカーボン光源)デバイス」の世界初の実用化を目指す、慶應義塾大学理工学部物理情報工学科の牧英之教授とともに起業を目指す客員起業家を、副業・兼業限定でビズリーチで募集している。詳しくはURL先で確認できる。
https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/6w7dcbq/

22.12.16news1

Visionalのプレスリリースから。