総合型選抜による入学者、私立大で全入学者の約2割に 文科省調べ

文部科学省は11月27日、2023年度に実施された大学の入学者選抜について、各種の数値を公表した。

入学志願者は、国公私立合わせて424万1,908人だった。前年度(427万9,099人)から3万人以上減少した。

うち、国立が36万2,308人(前年度35万8,585人、以下同様)、公立が15万5,030人(15万5,568人)、私立が372万4,570人(376万4,946人)。

志願倍率は、国立で3.8倍(同)、公立で4.6倍(4.7倍)、私立で7.5倍(7.6倍)、全体で6.8倍(6.9倍)だった。

総合型選抜については、実施大学は670(662)。うち、国立が65(64)、公立が42(40)、私立が563(558)。

実施大学が全大学に占める割合は、国立で79.3%(78.0%)、公立で42.9%(41.7%)、私立で93.4%(92.4%)、全体で85.6%(84.7%)だった。

実施学部は2,154(2,101)。うち、国立が257(247)、公立が85(81)、私立が1,812(1,773)。

実施学部が全学部に占める割合は、国立で63.8%(62.2%)、公立で38.3%(38.4%)、私立で91.8%(91.1%)、全体で82.9%(82.2%)だった。

総合型選抜による入学者は、9万8,520人(9万2,393人)。うち、国立が5,981人(5,744人)、公立が1,611人(1,445人)、私立が9万928人(8万5,204人)。

全入学者に占める割合は、国立で6.1%(5.9%)、公立で4.5%(4.1%)。私立では19.0%(17.3%)と2割に迫り、全体でも16.1%(14.8%)に上った。

詳細は以下から見ることができる。
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00007.htm

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