文科省、「ウェルビーイング向上のための学校施設づくりのアイディア集」公表 実例にもとづく89案を紹介

文部科学省は9月17日、「ウェルビーイング向上のための学校施設づくりのアイディア集」を公表した。

児童生徒や教職員1人ひとりが満ち足りた学校生活を送るためにはどのような環境整備が必要か、31都道府県の72校の実例をもとにした89のアイディアを、「学習」と「生活」、その基盤として必要な「環境」と「安全」、そして学校を地域の中で作っていく「共創」の5つの柱に沿って紹介している。

昨年1月に設置され、伊藤俊介・東京電機大学教授が座長を務める「学校施設の質的改善・向上に関するワーキンググループ」がまとめた。

「アイディア集」は、2010年に学習指導要領の改訂を受けて発表された「新たな学校施設づくりのアイディア集」に続き2冊目。旧アイディア集を、ウェルビーイングの考え方や、「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について 最終報告」(2022年3月発表)や教育振興基本計画(昨年6月閣議決定)において示された新方針を取り入れることでアップデートした内容となっている。

以下から読むことができる。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/066/toushin/mext_01888.html

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