SNS上の情報のファクトチェック、10代は8割が行うも60代は半数以上が行わず

ポイントサービス「Ponta」を提供する株式会社ロイヤリティ マーケティングは12月23日、「SNS情報の信用度に関する調査」の結果を発表した。

SNS利用者はSNS上の情報をどの程度信用し、誤情報にどのように対処しているのか調べた。

調査は11月から12月にかけて、国内在住の10~60代のSNS利用者を対象に実施。1,200名から回答を得た。

SNS上の情報をどの程度信用するか尋ねたところ、「ある程度信用する」が45.9%で最多。「あまり信用しない」(45.5%)が僅差で続いた。

それぞれ「完全に信用する」(1.9%)、「全く信用しない」(6.7%)と合わせると、信用しないとの回答(52.2%)が、信用するとの回答(47.8%)を僅かに上回った。

年代別では、信用するとの回答は10代で59.1%、20代で50.7%、30代で50.0%と、若年層ほど多く見られた。

SNSは信用できる情報収集手段だと思うか尋ねたところ、「どちらともいえない」が52.6%で最多。「いいえ」が26.6%と、「はい」(20.8%)を若干上回った。

こちらも年代別では「はい」は若年層ほど多く、10代(28.2%)と20代(28.1%)では約3割に上った。

SNS上の情報が事実かどうか確認するか尋ねたところ、「たまに確認する」が49.2%で最多。「毎回確認する」(12.3%)と合わせると、確認するとの回答が6割を超えた。

年代別では、確認するとの回答はやはり若年層ほど多く、10代では77.1%と8割近くに上った。一方、60代では44.8%と5割を下回った(画像参照)。

SNS上の誤情報にどのように対処するか尋ねたところ、「スルーする」が83.8%で最多。「通報する」は8.1%、「反論する」は3.9%だった。年代別では、「通報する」は20代で16.7%ともっとも多かった。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000775.000004376.html

SNS上の情報が事実かどうか確認するか尋ねた結果。ロイヤリティ マーケティング プレスリリースより