追手門学院大、「共創的研究推進センター」を開設 来春の理工学部新設に合わせ学際研究を支援
追手門(おうてもん)学院大学は8月1日、「共創的研究推進センター」を開設した。学際・文理融合研究と、その成果の社会実装を組織的に支援する。
追手門学院大、通称「追大」(おいだい)は大阪府茨木市に所在。文学部、社会学部、法学部(2023年開設)など人文・社会科学系の8学部3研究科を有する。
文理を網羅した総合大学となるべく、2019年に経営学部に情報システム専攻、2021年に心理学部に人工知能・認知科学専攻、2022年に文学部に美学・建築文化専攻を設けるなど、取組みを進めており、来春にはいよいよ初の理系学部となる理工学部(仮称)を開設する予定。
「共創的研究推進センター」は、その理工学部の新設に合わせて誕生。学際・文理融合研究に加え、他大学・企業・行政との連携研究、海外との連携研究、ベンチャー事業の立ち上げなどを、「共創的研究奨励費制度」を活用して組織的に支援する。
共創的研究の成果創出とその社会実装を後押しすることで、茨木市を含む北摂(ほくせつ)地域のハブとなりたいとしている。