アイデミーと慶應SDM 組織のDX推進レベル診断ツールを開発

東大発のスタートアップであるアイデミーと慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(以下、慶應SDM)は4月13日、日本経済団体連合会と産業技術総合研究所の協力を得て、組織のDX推進レベルを簡易的に診断できるウェブアプリケーション「DX簡易組織診断」をリリースしたことを発表した。企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で参考となる「組織のDX推進レベル」を、他社と相対比較した結果で知ることができる。

アイデミーは、Society 5.0の達成に取り組む東大発のスタートアップとして、「企業のAI内製化支援・DX支援」に取り組んでいる。また慶應SDMは、ものごとを俯瞰的かつ体系的に捉えるシステム思考と、ものごとを人間中心で考えて多様性を活かして新価値を創造するデザイン思考を融合したシステム×デザイン思考の研究・教育を実施するとともに、その実社会への実装を行っている。

DX簡易組織診断は、経団連が発表した「協創DX指標」の人材と組織の領域を基に、経団連会員に対して行ったアンケート結果をもとに、人工知能技術の一つである、「ベイジアンネットワーク」によりモデルを構築している。質問は全部で28問あり、ベイジアンネットワークのモデルを基にアンケートの回答結果から、他企業と比較したDX推進度合いの推測結果が表示される仕組み。

DX簡易組織診断

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