都教委、部活動の地域移行に向け大学スポーツ協会と連携協定を締結 運動部学生を指導者として確保
東京都教育委員会は10月22日、一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)と連携協定を締結した。大学スポーツの資源を活用することで、部活動の地域移行を目指す。
UNIVASは2019年設立。教育プログラムの提供やガイドラインの策定を通じ、運動部学生の支援や大学スポーツ環境の整備を行っている。7月現在、全国225大学、39競技団体が加盟。
そのUNIVASと連携することで、都内の公立中学校における部活動の地域移行を支援する。具体的には、UNIVASが持つ大学とのネットワークを活用することで、学校部活動および地域クラブ活動において指導を行うことのできる学生を確保する。
併せて、UNIVASが有するスポーツの専門知識を活かして、部活動の地域移行に関する調査・研究も行っていくとしている。
締結式の様子。左より、福原紀彦・UNIVAS会長、坂本雅彦・都教委教育長。