近畿大学と吉本興業が共同研究、withコロナ時代の新スポーツを創造

近畿大学と吉本興業株式会社は、「withコロナ時代の新スポーツ」の創造に向けた共同研究を実施する。両者は2016年の包括連携協定締結以来、「笑い」によるストレスマネジメントの研究や「近大マグロ」をテーマにしたドラマの制作など、さまざまな取り組みを行ってきた。

今回、包括連携協定の一環として、経営学部教養・基礎教育部門准教授の橋本剛幸のゼミの学生と吉本興業のお笑い芸人が、新スポーツの創造に向けて共同研究を実施。すでに、学生が考えた「大繩ジェスチャー」「なんばミラーウォーク」「メニーバスケットボール」「ラダーボーリング」などのオリジナル競技案をもとに、お笑い芸人が笑いの要素を盛り込みながらブラッシュアップを進めてきた。

12月16日には近畿大学東大阪キャンパスにおいて、スポーツ開発のデモ授業を行い、それらのオリジナル競技の実演のほかに、新たに2人の学生が考案したスポーツ試技と改良などを行う。密を避けながらコロナ禍でも実践でき、面白くて笑える「ソーシャルスポーツ」を創造し、今後、小学校での出張授業や、ショッピングモールでのイベントなどで実施して、スポーツの楽しさや健康に及ぼす効果の啓発を行っていく計画だ。

20.12.10news2

オリジナル競技の大繩ジェスチャーをする学生