東京都、2025年度「小中学校向け起業家教育推進事業」の支援対象校を募集
東京都は5月20日、アントレプレナーシップ教育の導入および実施を支援する「小中学校向け起業家教育推進事業」について、2025年度の支援対象校の募集を開始した。
都は、現在5%程度で推移している都内開業率を、2030年度までに12%に引き上げることを目標に掲げており、その実現に向け、起業家の裾野拡大に取り組んでいる。その一環として昨年度に始まったのが同事業。
起業について知る機会を早期教育段階から持つことの重要性に鑑み、以下のいずれかの実施を希望する都内の小中学校に対し、支援を行っている。
①起業家による講演(出前授業)
②アントレプレナーシップ教育プログラム(全15コマ程度)
①については、学校の要望をもとに、都が講師候補を選定し提案。決定後は、日程や講演内容などの調整も行う。講師への謝礼も都が負担する。
②については、学校の要望や教育方針を踏まえて個別のプログラムを設計。教材や実施マニュアルの作成、協力企業の選定・提案、教職員への研修、進行の補助など、実施を全面的にサポートする。費用は原則、都が負担する。
対象は、①が先着30校、②が書類審査により選ばれた10校。応募締切は、①が来年1月30日、②が今年11月28日。
詳細・募集要項は以下より。
https://kigyouka-kyouiku.metro.tokyo.lg.jp/school/practice/