紀伊半島で地域プレイヤーを育成する新プログラムを展開 カヤック

株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市)が提供する移住・関係人口促進のためのWebサービス「SMOUT(スマウト)」は、三重県・奈良県・和歌山県にまたがる紀伊半島への関心・関与意欲を高めて、移住・定住を促進させる「紀伊半島 NEW ReLATION(ニューリレーション)プログラム」を、同三県で構成する紀伊半島移住プロモーション事業実行委員会より受託を受け、実施する。

同プログラムは、地域での新しい働き方・暮らし方・関わり方を学びたい人を対象に、11月下旬~12月上旬の7日間で現地を巡る3コースを中心に実施される。現地でのフィールドワークでは、日本企業や社会のウェルビーイングリテラシー向上に長年貢献し続けている元ユニリーバ・ジャパン取締役人事総務本部長で、株式会社YeeY共同創業者/代表取締役の島田由香氏らが、地域の先輩として参加者を案内。9月12日から募集を開始する。

今回のプログラムでは、地域との積極的な関わり方を探している参加者が、三重県・奈良県・和歌山県にまたがる紀伊半島での短期滞在中に、多様で新しい(=NEW)暮らし方・働き方・関わり方を発見できるという。参加者が地域との関係性を築き(=Relation)、それが次世代のプレイヤーの誕生へと繋がり、人の流れが循環し繰り返されていく(Re)という意味を込めて「紀伊半島 NEW ReLATION(ニューリレーション)プログラム」と名付けられた。

メインとなる現地を巡るコースでは、カヤックが2019年度に受託した同事業「紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト」をきっかけに紀伊半島に関わり始めた3名の「地域の先輩」が、参加者とともにプログラムを伴走。地域におけるロールモデル的存在からの解説と現地の課題に向き合うフィールドワークを通して、参加者の「自分が地域にできること」に対する解像度を上げ、紀伊半島における次世代の地域プレイヤーへと成長するサイクルをつくるきっかけを提供するとしている。

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株式会社カヤック・プレスリリースより