第18回「キッズデザイン賞」、最優秀賞は遊び場提供事業「あそび大学」が受賞

NPO法人キッズデザイン協議会は9月18日、第18回「キッズデザイン賞」の最優秀賞、優秀賞、奨励賞、特別賞を発表した。

キッズデザイン賞は、子どもや子育て関連の社会課題解決に優れた取り組みを見せるデザイン作品を対象とした顕彰制度。「意匠」など狭義のデザインだけでなく、サービス・空間・活動・研究も対象としている。受賞作品は「キッズデザインマーク」を付けることが認められる。2007年から毎年実施。

第18回となる今回、最優秀賞(内閣総理大臣賞)に選ばれたのは、NPO法人あそび研究会による遊び場提供事業「あそび大学」。

「あそび大学」は東京や千葉で月1 回開催。子どもたちに遊びの空間、時間、素材を無償で提供している。

「子どもたちが主役となり、子ども自身が自発的に考え行動する視点が明確」「企業、大学、自治体、NPOの連携もよい」「子どもたち自身が考え、つくり、選挙も行うなど多面的な取り組みがある」として受賞に至った。

優秀賞、奨励賞、特別賞の受賞作品など、詳細は以下から見ることができる。
https://kidsdesignaward.jp/docs/2024/18th_KidsDesignAward_0918.pdf