産総研、ディープテック分野の若手研究者支援事業の公募を開始

国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は2月7日、ディープテック分野の若手研究者支援事業「覚醒プロジェクト」の2025年度公募を開始した。

同事業は、理工学系の若手研究者による、社会課題解決の可能性を秘めたアイデアの実装を目的に2023年に開始。

学士取得後15年以内の研究者(大学院生・ポスドクを含む)から研究テーマを募集。採択されると、その分野のトップ研究者による伴走や、300万円程度の資金といった支援を受けることができる。

加えて、世界最大規模の人工知能処理向け計算インフラストラクチャ「AI橋渡しクラウド」をはじめとする、産総研の最先端研究施設も無償で利用できる。

第3回目となる今回は、前回に引き続き、AI、生命工学、材料・化学、量子の4分野について研究テーマを募集。独創性、社会課題解決可能性、実現可能性の観点から優れた研究テーマを求むとしている。

締切は3月31日。

Image by Gorodenkoff (Adobe Stock)