2021年度 立教大学法学部に法曹コースを開設
立教大学法学部は12月11日、2021年度に法学科内に「法曹コース」を開設することを発表した。またこれに先立ち、慶應義塾大学大学院法務研究科、早稲田大学大学院法務研究科および中央大学大学院法務研究科の3つの法科大学院との法曹養成連携協定を締結したことを発表した。
法曹コースは、2年次進級時に20名を選抜、少人数で実践的なカリキュラムで法律文書作成能力や具体的な事案解決能力を涵養し、専用の学習場所の提供や、指定の条件を満たせば3年次修了時に学部を卒業して他大学の法科大学院に進学できる早期卒業制度が利用可能となるなど、司法試験の合格を目指す学生を支援する新しいコースとなっている。
今回の3つの法科大学院との連携協定により、同コースを卒業する学生は、予備試験の受験や他の法科大学院を受験しての進学という選択肢に加えて、連携先の法科大学院を特別枠で受験することもできるようになる。
中央大学大学院法務研究科 小林明彦研究科長(写真右)と立教大学法学部 小川学部長(プレスリリース資料から)