学部入学生(女子学生)対象に入学金支援制度を実施 大阪大

大阪大学では、理工系学部への女子の進学を応援するとともに、ダイバーシティ推進と活性化を図るため、理学部、工学部、基礎工学部に入学する女子学生50名に対して20万円を支援する「大阪大学学部入学生(女子学生)対象入学支援金制度」を、令和4年4月学部入学者(一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜の入学者。編入学を除く)から適用を開始する。

大阪大学では、多様性こそがイノベーションの源泉の一つであるとの考えのもと、これまでも女子の理工系学部への進学を促進してきたが、依然として理工系学部に進学する女子は少なく、その対応を急務としている。

こうした背景のもと、本制度は、女子はもちろん、保護者や高等学校の教員などの女子の理工系学部進学に対する後押しとなることを目指して実施するものとしている。本制度は、理学部、工学部、基礎工学部の入学試験に優秀な成績で合格して入学する女子学生に対して1名あたり20万円の入学支援金を支給する。

また、女子学生に対する積極的改善措置として令和4年度入学者から数年間の実施を予定しているという。入学支援金は、大阪大学未来基金「女性活躍支援事業」への寄附と、趣旨に賛同した企業からの寄附により実施されている。

21.5.17news1

プレスリリース資料より。