慶應義塾大学、欧州大学院とパートナーシップ協定を締結
慶應義塾大学は6月16日、欧州大学院(European University Institute、以下EUI)とパートナーシップ協定を結んだと発表した。学術研究・教育面で相互協力を進め、研究者間の学術交流や大学院生の交換留学、ダブル・ディグリー制度の導入などに取り組む。
EUIは1972年にイタリア・フィレンツェに政府間組織として設立された社会科学系の大学院大学。24の欧州連合(EU)加盟国が参加し、EU事態とも密接な関係を持つ。経済学、歴史・文明学、法学、政治・社会学に関する4つの研究科を持ち、世界最高水準の先端的な研究活動を行っている。
パートナーシップ協定の第一弾として、慶應義塾大学大学院法務研究科(グローバル法務選考)とEUIトランスナショナル・ガバナンス研究科の間で、2021年から修士レベルの交換留学を開始する。また、近い将来に両研究科間でダブル・ディグリー制度を導入する予定。他の研究科でも同様の協力関係を構築していく予定だ。
欧州大学院ホームページ