阪大、研究成果の社会実装に向けりそな銀行と連携協定を締結

大阪大学は2月4日、株式会社りそな銀行と連携協定を締結した。

産学連携プラットフォーム「阪大りそな共創HUB」(仮称)を共同で設立。りそな銀行のネットワークを活かし、研究成果の社会実装を図る。

阪大内の拠点にりそな銀行の従業員が常駐。同行の取引先企業のニーズを大学側に伝えると同時に、大学側のシーズを取引先企業に紹介。産業界とアカデミアを結び付け、革新的な技術やアイデアの社会実装と、ビジネスの更なる成長を支援する。

りそな銀行はさらに、阪大発のスタートアップに対し、創業支援や取引先企業とのマッチング、ベンチャーデット(融資の一種)を提供。資金支援の新たな枠組みを設け、総額10億円程度の資金拠出も行う予定。

革新的な研究成果の事業化を通じ、社会課題の解決に貢献したいとしている。

両者の役割分担。りそな銀行プレスリリースより