人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業の選定結果を公表 文科省

文部科学省は9月19日、令和5年度大学教育再生戦略推進費「人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業」について、本年度の採択事業を決定し、選定結果を公表した。

同事業は、「人文科学・社会科学系における 大学院教育改革の方向性」(中間とりまとめ)(令和4年8月3日 中央教育審議会大学分科会大学院部会)を踏まえ、ネットワーク型の教育研究を通じて社会の期待に応える、新たな人文科学・社会科学系の高度人材養成モデルを構築することを目的としている。

令和5年4月21日~6月20日までの間、国公私立大学に対し公募を行い、8件の申請を受け付けた後、「人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業委員会」における審査を踏まえ、以下の5件の事業が選定された。詳細はURLから。
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2023/mext_01285.html

茨城大学(代表校)、宇都宮大学、常磐大学(連携校)
事業名:多様性と脆弱性の尊重から始まるインクルーシブ社会の構築により、≪機会創出≫と≪課題解決≫を実現するダイバーシティ・マネジメント地域共創リーダー学位プログラムの構築 

東京外国語大学(代表校)、筑波大学、上智大学(連携校)
事業名:英語教育学イニシアティヴ・プログラム

神戸大学(代表校)、小樽商科大学、和歌山大学(連携校)
事業名:地域/社会課題を解決する対話型ビジネス価値共創人材養成のための価値創発から社会実装までの一貫教育プログラム

大阪公立大学(代表校)、和歌山大学、関西大学、流通科学大学(連携校)
事業名:CSV(Creating Shared Value)経営研究プログラム 

龍谷大学(代表校)、琉球大学、京都文教大学(連携校)
事業名:大学連携型ソーシャル・イノベーション人材養成プログラム

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