生成AIを日常的に業務に使用しているフリーランスは僅か3%
オンラインスクールを運営する株式会社リモラボは12月23日、「フリーランスの生成AI活用実態調査」の結果を発表した。
調査は10月、フリーランスとして働く全国の男女を対象に実施。400名から回答を得た。
業務に生成AIをどの程度活用しているか尋ねたところ、「業務内で有効活用しており、日常的に使用している」は僅か3.0%。「部分的に取り入れて時々使っている」も11.3%にとどまった。
一方、「試してみたことなどはあるが、あまり活用できていない」が12.3%、「関心はあるがまだ使ったことはない」が33.0%、「そもそも関心がなく使ったこともない」が40.5%に上った。
フリーランスの間で生成AIの利用はまだ浸透していないことが判明した。
使用していると回答した人に、具体的にどのような業務に活用しているか尋ねたところ、「文章作成や校閲」(63.2%)が大差でトップ。「資料作成」(26.3%)、「カスタマーサポートやメール対応」(15.8%)、「挿絵やイラストなどデザイン関係」(14.0%)と続いた。
一方、活用していないと回答した人に、その理由について尋ねたところ、「生成AIを使う必要性を感じない」(57.7%)が大差でトップ。「自分には難しそうと感じている」(15.7%)、「活用方法や操作方法が分からずにつまづいている」(9.3%)、「生成AIに興味・関心がない」(8.7%)と続いた。
生成AIに対して感じている課題について、全員に尋ねたところ、「情報漏洩や不正使用など」(27.0%)と「生成AIについて学べる機会がない」(26.3%)がトップを争った。学ぶ機会が少ないことで生成AIリテラシーが育たず、不安を加速させている可能性が示唆された。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000112764.html
リモラボ プレスリリースより