大学生がもっとも働きたくないのは「ノルマが過剰など、プレッシャーが大きい」企業

採用支援を手掛けるトラコム株式会社は3月31日、大学生を対象に行った、理想の職場に関する調査の結果を発表した。

調査は昨年12月から今年1月にかけて、就職を希望する大学生および修士2年までの大学院生を対象に実施。250名から回答を得た。

どのような特徴のある企業に魅力を感じるか尋ねたところ(複数回答可)、トップ3は「給与が高い」(23.1%)、「働きやすい環境が整備されている」(19.0%)、「会社の経営が安定している」(18.7%)となった。

「自分のスキルや能力を活かせる業務がある」(10.6%)、「社会的に意義のある事業をしている」(7.9%)、「キャリアアップの明確な仕組みがある」(7.2%)と続いた。

逆に、どのような特徴のある企業には就職したくないか尋ねたところ(単一回答)、「ノルマが過剰など、プレッシャーが大きい」が25.6%でトップ。

「長時間労働が常態化している」(20.8%)、「給与が低い・昇格や昇給が期待できない」(18.0%)、「休暇が取りにくい」(12.4%)と続いた(画像参照)。

自身が成長できるかどうかよりも、待遇や労働環境を重視する人が多いことが判明した。

就職関連の情報収集を行う上で、どのような媒体を使用しているか尋ねたところ(複数回答可)、トップ3は「就職情報ナビサイト」(24.1%)、「SNS」(16.3%)、「企業の採用サイト」(15.1%)となった。

「イベントや合同説明会」は8.8%で4位にとどまり、オンラインでの情報収集が主流となっていることが判明した。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000125338.html

トラコム プレスリリースより