月刊『先端教育』12月号の読みどころ:編集後記より

未来社会を形づくるのは、今の教育の内容にかかっていると言っても過言ではありません。今号の大特集では、「第一線者に聞く! 今、必要な教育」と題して、各分野の第一線で活躍する専門家、研究者、教育者、実務家、行政官、批評家などの方々に対して、「10年後に向けた100の問い」に答えていただきました。教育は、様々な分野に横断的、重層的な関連性があり、「問い」に対する回答は一つではなく複数ありますし、多様な考え方があってよいと思います。今回は、各分野を代表する第一線者にインタビューまたは寄稿いただいておりますので、是非、読者の皆様が考えを深めていく際の参考にしていただければ幸いです。

ところで、未来社会を形づくる上で、とりわけ重要な力は何か? と問われれば、私は「構想力」を挙げたいと思います。理想を提示し、それに至るプロセスを設計し、賛同者を得て実行していくには、多くの人を惹きつけていく「構想力」が重要と思うからです。

弊誌は、学校法人先端教育機構 出版部より発行しておりますが、弊法人は、お陰様をもちまして設立10周年を迎えました。読者の皆様をはじめとして、取材や寄稿でご協力いただいている皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。今後とも月刊先端教育および、学校法人先端教育機構をどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

(編集長:織田竜輔)

21.11.19news1