高校教員対象に専門職大学に関するアンケート調査実施 認知度に課題
株式会社さんぽうは、1月29日(金)発行の「大学タイムズVol.39」に、専門職大学の認知度が開学前に比べてどの程度向上したのか、また、専門職大学に対する進路指導のスタンスなどについて全国の高等学校進路指導教員を対象に調査し、その結果を掲載したことを発表した。
調査結果の概要によると、専門職大学についてどの程度知っているかという、過去2回の調査と同じ設問についての回答結果は、今回が開学後2年目ということもあってか「よく知っている」と「概ね知っている」合計の割合が初めて半数を超えた。一方、「名称だけは知っている」と回答した教員の割合は、開学前の調査に比べてさほど変わっていないという。
また、これまでの専門職大学・短期大学への進学希望者への進学指導スタンスについても「どちらかというと他の教育機関を勧めた」「生徒に一任」という回答の割合が合計46.1%と、前述の「名称だけは知っている」の割合とほぼ合致すると指摘。専門職大学への理解や関心が深まっていない現状が見て取れるとした。
なお、3月18日にオンライン開催する「専門職大学シンポジウムVol.9」(主催:コンテンツ教育学会)にて、本アンケートの分析結果から専門職大学への理解や進路指導の実態を明らかにし、その結果問題として掲げられる専門職大学の内容や特徴、認知度、既存の教育機関との違い、高等学校における進路指導のあり方について、研究討議を行う予定だ。
詳細は下記リンク先から。
(プレスリリース資料より)