「学校×IT変えよう運動」を開始 一般社団法人ソフトウェア協会

一般社団法人ソフトウェア協会(会長:荻原紀男(株式会社豆蔵K2TOPホールディングス 代表取締役社長)のプログラミング教育委員会(委員長:田中邦裕 さくらインターネット株式会社 代表取締役社長)は、学校教育全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)化を応援する「学校×IT変えよう運動」を7月19日からスタートした。

2019年、これからのSociety5.0時代を生きるすべての子供たちの可能性を引き出し、個別最適な学びと協働的な学びを実現することを目的とし、児童生徒「1人1台端末」と「高速大容量通信ネットワーク」を一体的に整備する「GIGAスクール構想」が閣議決定された。今年は、小中学校において1人1台端末環境下での学びが本格的にスタートする「GIGAスクール元年」と言われている。

その一方で、教育関係者や学校に通う子供を持つ保護者からは「端末やアカウント管理の作業など、教育現場の負担が大きい」「端末のセキュリティポリシーが厳しくて、アプリの配置すら変えられない」「端末の利用が学校内に限定されている」といった端末の問題から、「欠席連絡をいまだに連絡帳で近くの子に持って行ってもらわなければならない」「学校からの連絡が紙媒体ばかりだ」といったデジタル化に対する疑問の声などもあがっている。

一般社団法人ソフトウェア協会のプログラミング教育委員会では、このような状況を課題と認識し、教育関係者や学校に通う子供を持つ保護者など、学校教育に携わるすべての人のDX化を応援することを目的に、「学校×IT変えよう運動」を立ち上げた。

「学校×IT変えよう運動」では、第一弾として「GIGAスクール構想」だけでなく「プログラミング教育」、「校務の効率化」など、学校全体のDX化に関する悩みや課題を共有する場として、Twitterハッシュタグ「#IT保護者の会」を用意している。

21.7.20news1