編入試験で「オンライン入試」を導入、かえつ有明中・高等学校

新型コロナウイルス感染症の拡大により、オンライン教育が急速に進む中で、「オンライン入試」を導入する動きが見え始めている。東京都江東区にあるかえつ有明中・高等学校は、2020年度の転編入試験の募集要項において、オンライン受験を導入することを公表した。

同校の募集要項によると、同転編入試験の出願資格は、保護者の転勤に伴い、海外の教育機関に学齢期において1年以上通学した者(また、上記に準ずる者は事前面談を行ったうえで受験可能な場合もあり)としており、自宅にてオンライン受験をする。

ツールはZoomを使用し、試験監督や問題配信、面接試験等を実施する。受験時は個室とし、試験中は同室に他者が立ち入らないよう求められている。試験問題の配信は、Zoom内で示されたリンクから問題用紙が提示され、解答は手元の白紙に記入。試験終了後は、カメラで答案を撮影し、メール添付で送る仕組みだ。試験中は、Zoomでモニターし、上半身と手元が映せるよう求められている。

新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波も予測される中、今後、こうしたオンライン入試の導入が増えていくことが予測される。

6:10news3