さとのば大学、大学生・社会人向けの新コースを開設

地域を旅する大学「さとのば大学」を運営する株式会社アスノオト(代表取締役:信岡良亮氏)は、さとのば大学に主に大学生向けの「ギャップイヤーコース」、地域おこし協力隊などの社会人向けの「マイフィールドコース」を新設すると発表した。

さとのば大学は、特定のキャンパスを持たず、日本各地の地域に留学しながらプロジェクト学習を通して学ぶ市民大学だ。2021年に4年制コース「旅する大学コース」を立ち上げて以来、高校卒業後の進路として主に展開してきた。今回、進路を模索中の人や他大学を休学中の人、転職前の社会人を対象とした10ヶ月の地域留学プログラム「ギャップイヤーコース」、そして地域おこし協力隊や地域コーディネーターなど、特定のフィールドに根差して活動する人向けの8ヶ月間のプログラム「マイフィールドコース」を新たに立ち上げた。

さとのば大学では、目指す人物像として「地域共創人材」を掲げ、“わたし”に根ざし、“わたしたち”として、地域から、「ほしい未来」をつくることのできる人材の育成を目指している。そうした人材を育てるために、地域の中で実践するプロジェクト学習を通して地域住民とのコミュニケーションや共創を育み、ともにほしい未来を創っていくための学びをサポートしてきた。

時代の移り変わりの中で、都市と地方の関係性は変わりつつある。生まれ育った地域でなくても地方への移住を希望する人や、オンラインで都市と繋がりながら拠点を地方に構える人など、様々なニーズが生まれている。高校を卒業した10代の学生はもちろん、それ以外の年代においても、地域に関心を寄せ、地域で何か事を起こしたい、地域の一員としてアクションしたいというニーズはますます高まっている。そうした声に応え、今回、2つのコースを新設した。様々な地域でプロジェクトを実践する多世代の学び手が混ざり合うことで、これまで以上に学びの価値を高めていくとしている。

 

株式会社アスノオト・プレスリリースより