共通テスト新科目「情報Ⅰ」、高3の約8割が利用予定
学習管理アプリ「Studyplus」を提供するスタディプラス株式会社は12月12日、高校生を対象に行った「情報Ⅰの取り組みに関するアンケート」の結果を発表した。
2022年度から必修とされ、今年度から大学入学共通テストの出題科目にもなる「情報Ⅰ」について、高校生はどのように感じているのか調べた。
アンケートは11月、全国の「Studyplus」ユーザーの高校生を対象に実施。1,673名から回答を得た。
「情報Ⅰ」の授業や学習を楽しいと感じるか尋ねたところ、「はい」が42.4%、「いいえ」が57.6%。楽しいと感じていない人の方が多かった。
しかし「情報Ⅰ」の学習内容は将来に役立つと感じるか尋ねたところ、「はい」が69.4%。「いいえ」(30.6%)を大きく上回った。
「情報Ⅰ」の授業を難しいと感じるか尋ねたところ、「難しいと感じる」が46.4%、「かなり難しいと感じる」が21.5%。「あまり難しいとは感じない」(25.3%)、「簡単だと感じる」(6.9%)を大きく上回った。
特に女子(n=1,039)では、「難しいと感じる」、「かなり難しいと感じる」との回答が73.7%に上った。男子(n=596)の57.7%を、16ポイントも上回った。
授業内容で難しいと感じるものについて尋ねたところ(複数回答可)、「プログラミング」(73.7%)、「アルゴリズムの理解」(46.9%)「データ分析の手法」(28.5%)がトップ3となった。
大学入試で情報Ⅰを利用する予定か尋ねたところ、「はい」は69.0%。高3(n=902)では78.8%に上った。高2(n=451)では66.5%、高1(n=320)では44.7%だった。
利用する予定と回答した人(n=1,154)に、その理由について尋ねたところ(複数回答可)、「国公立を志望しており、必須だから」(95.8%)が2位以下に大差をつけてトップとなった。次点の「得意な科目で得点源にできるから」は8.6%だった。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269.000047308.html
スタディプラス プレスリリースより