トップ層に占める女性割合を向上へ 「大学ワーキンググループ」が始動

日本企業のトップ層、特に取締役会を含む重要意思決定機関に占める女性割合の向上を目指して活動する30% Club Japan の「大学ワーキンググループ」が、以下6大学の総長・学長・塾長を創設メンバーとして、本格的に活動を開始した。

Chair:

・坂東 眞理子(昭和女子大学 理事長・総長)

メンバー:

・牛木 辰男(国立大学法人新潟大学 学長)
・五神 真(国立大学法人東京大学 総長)
・高橋 裕子(津田塾大学 学長)
・西尾 章治郎(国立大学法人大阪大学 総長)
・長谷山 彰(慶應義塾 塾長)

30% Club Japan(Chair:資生堂 魚谷雅彦)は、TOPIX100企業の役員に占める女性の割合を2030年に30%にすることを目標に、経済界トップマネジメントを主なメンバーに活動している。大学ワーキンググループでは、学生、教員、職員から成る大学自らのジェンダーダイバーシティを推進する。

大学ワーキンググループのChairを務める坂東眞理子氏は、今回の大学ワーキンググループの活動開始にあたり、「日本の社会的課題の一つである男女共同参画の実現に向けて大学は何ができるか、何をすべきか議論しかつ実行するプラットフォームとして活動していきます」と語った。

20.12.18news1

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30% Club Japanは、ジェンダーダイバーシティの進展を目指して活動を続けている(写真はイメージ)