令和3年度「文部科学白書」を公表、東京オリパラとコロナ禍を特集

文部科学省では、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化芸術にわたる文部科学省全体の施策を広く国民に紹介することを目的とし、文部科学白書を毎年刊行している。7月19日、令和3年度文部科学白書を公表した。

第1部の「特集1」は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の軌跡とレガシーの継承・発展をテーマにしている。新型コロナウイルス感染症の影響による史上初めての延期を経て、令和3年7月から9月にかけて日本で開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)について、その概要や結果をまとめるとともに、日本代表の活躍を振り返っている。加えて、東京2020大会の成功に向けた文部科学省としての取組や、大会のレガシーの継承・発展について紹介している。

「特集2」では、新型コロナウイルス感染症禍における文部科学省の取組を紹介。新型コロナウイルス感染症禍における文部科学省の取組について、学校における感染症対策や児童生徒の学びの保障をはじめとした教育関係の取組、治療薬やワクチン等の基盤となる技術確立のための研究開発支援、甚大な影響を受けているスポーツ・文化芸術活動への支援などを紹介している。

第2部では、文教・科学技術施策の年次報告として、主な内容を分野ごとに記述している。令和3年度文部科学白書の詳細については、下記を参照。

https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab202001/1420041_00010.htm

22.7.20news1

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