フリーアドレスで好まれる席の2大特徴、「長時間座っても疲れない椅子や机がある」「荷物の置き場がある」

オフィス家具メーカーのプラス株式会社は2月4日、フリーアドレスオフィスでの座席選びに関する調査の結果を発表した。

コロナ禍を機に導入が進みつつあるフリーアドレスにおいて、どのような座席が好まれる傾向にあるのか調べた。

調査は12月、従業員数100名以上、かつフリーアドレスを採用している企業での勤務経験がある人を対象に実施。500名から回答を得た。

座席は予約制か尋ねたところ、「予約制」が15.0%、「予約不要」が50.0%、「予約制の席と予約なしで座れる席の両方がある」が35.0%だった。

全席予約なしで座れるフリーアドレスオフィスが半数に上ることが判明した。

その日の席をどのタイミングで決めることが多いか尋ねたところ、「当日、会社に着いてから」が50.2%で最多。「前日」(13.6%)、「2~3日前くらい」(9.4%)、「一週間前くらい」(3.2%)と続いた。

「当日、通勤中」(6.8%)と合わせると、6割近い人が当日決めていることが判明した。

「デスクの面積が広い」など席に関する9つの特徴を提示し、その特徴のある席に座りたいと思うか尋ねたところ、「とてもそう思う」と「そう思う」の合計がもっとも多かったのは、「長時間座っても疲れない椅子や机(がある)」(84.7%)となった。

「荷物の置き場がある(荷物を床置きせずに済む)」(82.6%)、「デスクの面積が広い」(78.1%)、「チームメンバーの近く」(77.4%)、「周囲からの視線が遮られている」(74.9%)と続いた。

一見些細にも思える「荷物の置き場がある(荷物を床置きせずに済む)」が高位に入ったのは、フリーアドレスオフィスにはサイドキャビネットが置かれないことが多く、荷物置きの必要性を感じている人が多いことの表れではないかとしている。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000065544.html

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