全国学力・学習状況調査、小6生102.3万人、中3生99.8万人が参加

文部科学省は4月16日、同月18日実施の2024年度全国学力・学習状況調査に参加する教育委員会・学校数を発表した。

文科省は2007度から毎年、児童生徒の学力や学習状況を全国的に把握し、教育施策を検証・改善すべく、全国学力・学習状況調査を実施している。対象は小学校6年生と中学校3年生。教科は国語と算数/数学。記述式の問題も含まれる。

3年に1度程度、英語と理科も実施されるが、今年度は行われない。併せて、児童生徒と学校のそれぞれに対して、生活習慣や学校環境に関する質問紙調査も実施される。一時期は抽出調査となっていたが、2014年度から再び悉皆調査となっている。

今年度の調査には1,810の教育委員会、28,414の国・公・私立学校が参加する。うち、小学校は18,728校、中学校は9,686校。小学校6年生約102万3千人、中学校3年生約99万8千人が参加する。

なお、数字は4月8日時点のものであり、調査当日までに増減する可能性がある。

 

Photo by Adobe Stock / milatas