コロナで需要急増の「公衆衛生学」が学べるイギリス留学をサポート

留学支援事業を行うBEOは、新型コロナウイルス感染症が世界各国で拡大している中、集団の健康維持について研究する「公衆衛生学」分野への留学サポートを強化すると発表した。公衆衛生学はイギリスの大学が研究・教育の最先端を走り、コロナウイルス感染拡大防止を目指した情報公開や提言で注目を集めている。

公衆衛生学(Public Health)は、個人ではなく、集団の健康を守るためにどうすればいいかについて研究する学問。例えば、病気の発生原因や流行状態を研究する疫学をはじめ、データ分析によって感染拡大などを予測する統計学、医療機関のパフォーマンスなどを考える経済学といったアプローチを採用。複眼的に感染症への対策を打ち出し、集団の健康維持を目指していく。公衆衛生学のキャリアとしては、医療機関や政府機関、NGOなどで研究者やコンサルタント、アナリストとして活躍することができる。

公衆衛生学に強いイギリスの大学は、医学系名門のインペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL) やキングス・カレッジ・ロンドン、クイーン・メアリーなどのロンドン大学のカレッジなど。同社はこれまでのオックスフォードやケンブリッジなどの名門校に加え、これらトップ級の大学への出願を支援し、パンデミックを防ぐ専門家の育成に少しでも貢献したいとしている。

2020.5.29(3)