仙台育英高、eスポーツに特化した高性能ゲーミングPC80台導入

仙台育英学園高等学校では、複数のチームで協力しながら、コンピューター(ビデオ)ゲームで対戦する「eスポーツ」に特化した高性能ゲーミングPCを宮城野校舎と多賀城校舎にそれぞれ40台ずつ、計80台導入したと発表した。

同校では2018年からeスポーツ部が活動しており、2019年4月から正式に部活動としてスタート。同年12月の「第1回全国高校eスポーツ選手権」に出場し、ベスト8に進出しており、2020年の「第2回全国高校eスポーツ選手権」でもベスト8の成績を挙げている。

また、同校では部活動だけでなく授業でもeスポーツを導入。情報科学コースの選択授業となる学校設定科目にも「eスポーツ講座」が設定されており、日本電子専門学校(東京新宿区)の教員・専門学生が指導役となったオンライン授業が実施されている。

ここ数年、同校ではeスポーツを目的としての入学希望者も増えているといい、2022年度時点でeスポーツ部の部員は100名を超えたという。

年齢や性別、言語を問わず楽しめ、世界的に人気を博しているeスポーツだが、同校では「本校からも世界で活躍するプレイヤーが誕生するかもしれない」と期待を寄せている。

22.6.13news3

オンラインで活動中の様子(仙台育英学園高等学校のプレスリリースより)