柏市、一部の市立小中学校に生成AIによる「悩みチャット相談システム」を試験的に導入

生成AIを活用した「悩みチャット相談システム」を提供する株式会社ZIAIは10月21日、柏市教育委員会と共同で、市内の一部の小中学校に同システムを試験的に導入することを発表した。

「悩みチャット相談システム」は、生成AI が24時間悩みの相談に乗るサービス。これまで自治体の福祉相談に活用されており、100万人以上の市民に使用されてきた。

学校への導入は、すでに高校では行われているが、小中学校ではこれが初めて。児童生徒にストレス緩和をもたらすだけでなく、必要があれば現場の教員やスクールカウンセラーへの連携も行う。

学校の働き方改革が叫ばれる中、教員の負担を増やすことなく、児童生徒が悩みを相談できる環境を作り上げることで、いじめや不登校、児童虐待やひきこもりといった課題の早期発見・解決を図りたいとしている。

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