一人一人が公共政策の担い手へ 「政策起業家」育成の現在地とは?
社会が複雑多様化する中、課題を政策アジェンダ化し、その実装に尽力する「政策起業家」が求められている。政策起業家プラットフォーム(PEP※)事務局長の井實悠氏とPEP運営コアメンバーでもある認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹氏が政策起業の意義や育成について語る。
社会起業家と政策起業家の両輪へ
駒崎 弘樹
井實 悠
井實 駒崎さんは、訪問型病児保育を日本に広めた社会起業家として知られています。政策起業家への道は何がきっかけだったのですか?
駒崎 病児保育の政策化の失敗がきっかけでした。フローレンスが日本で初めて共済型・訪問型病児保育を始めたのですが、それを厚生労働省が真似をして事業化したものの3年で終わってしまいました。
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