アスリートの中長期的キャリア形成を支援するプロジェクト開始 doda
パーソルキャリアは8月25日、転職サービス「doda」によるスポーツ業界での仕事を知り転職のきっかけを作り出すサイト「SPORT LIGHT」に、アスリートの中長期的なキャリア形成を支援する「アスリートキャリア支援プロジェクト」を開設したと発表した。
アスリートのキャリア形成は、スポーツ庁が「スポーツキャリアサポート戦略」にて、現役中から引退後のキャリアについて準備をするための支援を行うなど、近年注目を集めている。しかし、アスリートは、現役中競技やその準備に集中しているケースが多く、引退するまで、ビジネスやキャリアなどに関する知識を得る機会が少ないという実態がある。これが妨げとなり、引退後のキャリア設計をすることが難しく、結果としてキャリアの選択肢が限られているといった課題がある。
「アスリートキャリア支援プロジェクト」では、アスリートを対象に、中長期的な視点でキャリア設計を行うために、社会やビジネスに関する知識習得や、競技経験をビジネスで活かす方法を学ぶプログラムなどを提供。これによりアスリートが現役中はより競技に集中し、引退後には競技経験を活かしたキャリア形成や、自らが望むキャリアの選択ができる状態を目指す。
プロジェクトメンバーには、元サッカー日本代表、現役時代は選手会副会長で現在はJリーグの特任理事を務める播戸竜二氏と、スキージャンプ日本代表としてソチオリンピックに出場、現在は大学院でアスリートのキャリア研究をする山田優梨菜氏を迎え、アスリートの視点を取り入れたプログラム開発を行う。
パーソルキャリアは8月25日、転職サービス「doda」によるスポーツ業界での仕事を知り転職のきっかけを作り出すサイト「SPORT LIGHT」に、アスリートの中長期的なキャリア形成を支援する「アスリートキャリア支援プロジェクト」を開設したと発表した。