長野から新規事業を創出 挑戦者を後押しする「やさしい」起業コミュニティ

長野スタートアップスタジオは、起業や新規事業を連続的に生み出すことを目的とした活動を展開。各分野のプロフェッショナルがメンターを務め、ビジネスアイデアがまだない人でも参加できる「やさしい」起業コミュニティとして、長野から起業家の輩出を目指している。

新規事業を連続的に生み出す
スタートアップスタジオが発足

宮原 海斗

宮原 海斗

一般社団法人スタートアップスタジオ協会 設立理事
1998年生まれ。高校在学中にコンサルティング会社でインターン。その後、株式会社muscaの立ち上げ、資金調達に従事。退職後、通信制高校の立ち上げ、プログラミングスクールの立ち上げ等、ベンチャー企業の新規事業立ち上げに携わる。2019年より上場企業CVCにて投資業務に携わる。

長野市が主催する「長野スタートアップスタジオ(NSS)」は、起業や新規事業を連続的に生み出すことを目的とした「やさしい起業コミュニティ」だ。長野市から委託を受けて、同市を拠点に工業資材製造事業などを手掛けるアスクホールディングスが多くの企業等と連携して運営。スタートアップスタジオ協会は協力パートナーとして参画している。

NSSは2022年6月に本格始動し、学生を含む多様な人たちが新規事業のアイデアを考えて事業計画をブラッシュアップし、共にイノベーションを起こしていくことに挑戦している。NSSのメンターで、スタートアップスタジオ協会設立理事の宮原海斗氏は、次のように語る。

「スタートアップスタジオでは、各分野のプロフェッショナル人材が集まり、起業や新規事業開発のために必要な知識・資金・情報・人的ネットワーク・開発リソースなどを提供します。ハリウッドの映画スタジオがリソースを上手に活用し、…

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