信州大学 地域の発展を担う大学として、「困難に打ち勝つ力」を育む

地域がより豊かに、そして元気になるための取り組みに力を注いできた信州大学は2023年、広域連携による新たな価値創出に向けた経営ビジョンを策定した。信州大学の教育・研究の強化、より良い未来の創出に向けた大学改革の展望について、中村宗一郎学長に話を聞いた。

地域中核・特色ある大学として
目指す姿を定義し明確化

中村 宗一郎

中村 宗一郎

信州大学 学長
山口県美祢市出身。鳥取大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。信州大学農学部教授、同学部長などを経て、2012年から副学長。2015年から信州大学理事、副学長、先鋭領域融合研究群長。2016年から学術研究・産学官連携推進機構長。2021年10月、信州大学学長に就任。

──信州大学が目指すビジョンや方向性をどのように描かれていますか。

地域の中核大学として、地域の活性化を図り、地域課題の解決に貢献することが本学の使命だと考えています。この使命を果たすべく、私は「地域の大学が果たすべき5つの機能」を提供することを掲げてきました。

5つの機能とは、「学びの機能(Learning opportunities)」、「寄り添う機能(United under mutual understanding)」、「つなぐ機能(Connecting function)」、「知の機能(Knowledge base)」、「生み出す機能(Yield the better future)」であり、頭文字をとって「LUCKY」と呼んでいます。

ただし、社会が複雑化していく中でLUCKYを提供していくにあたり、…

(※全文:4475 文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。