経産省、未踏IT人材発掘・育成事業スーパークリエータを認定
経済産業省では、ITの技術革新により経済社会に新たな付加価値を創出するため、突出したITの能力を持つ人材の発掘・育成を推進しており、その一環として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)を通じて、未踏事業(未踏IT人材発掘・育成事業)に取り組んでいる。同事業では、事業修了者のうち、特に卓越した能力をもった者を「スーパークリエータ」として認定しており、今年も25名を認定した。
経産省は「突出したIT人材」を発掘・育成する事業として2000年度から未踏事業(未踏IT人材発掘・育成事業)を実施し、これまでに延べ1,800名以上のクリエータを輩出してきた。また、その中でも、特に卓越した能力を持つと認められた人材を「スーパークリエータ」として認定している。
今回、2022年度に採択した37名のクリエータの中から、25名のスーパークリエータを認定。これにより、スーパークリエータの総数は408名となった。2022年度のスーパークリエータは、AIを使ってサッカーの試合映像を解析して選手の成長につながるダイジェスト映像を生成するアプリや、VRならではのエンターテインメントや錯覚効果を活用した筋トレシステム、かな漢字変換のような手軽さでひらがなから外国語への変換入力ができる翻訳IME、AIとラップバトルができる対話システムなど、多種多彩な成果を挙げた25名が選ばれた。認定されたスーパークリエータについては、下記を参照。
https://www.meti.go.jp/press/2023/05/20230526002/20230526002.html
Photo by Joshua Woroniecki,Pixabay