上海市の高校入試英語試験に音声評価AI技術「CHIVOX」が採択

アイード株式会社は6月25日、同社が提供する英語スピーキング評価AI「CHIVOX」が中国上海市の高校入試スピーキング・リスニング試験の自動採点システムとして採択されたことを発表した。

中国では2012年から自治体入試でスピーキングテストが活用され、同年からAIによる自動採点が採用されている。また、スピーキングテストを実施している自治体において、人力のみで採点をしている自治体はなく、「AI×AI」もしくは「AI×人」といった組み合わせでのダブル採点が行われているという。

CHIVOXは高校入試および大学入試における英語スピーキング・リスニング試験の実施及び運営に関するテスト及び採点システムプロバイダーで、毎年11月に実施される上海市高校入試において今年度よりCHIVOXが採択された。日本でも、令和4年度から、都立高入試の英語試験にスピーキングテストの活用が予定されている。同社は、東京都の入試改革を皮切りに他の自治体での導入も加速すると考え、海外の自治体における導入実績やノウハウを基に、国内の各種入試改革に応じたサービス開発をパートナー企業と共に進めていく、としている。

21.6.28news2

画像はプレスリリースから。