27卒優秀層の内定率が75.3%に到達 外資就活総合研究所調査結果
株式会社ハウテレビジョンの外資就活総合研究所は、2027年卒業予定の大学生および大学院生を対象とした「2027年卒 優秀層の就職活動調査(2026年3月)」の結果を発表した。2027年卒を対象とした調査は今回で3回目となる。
3月時点で約4分の3が内定取得 早期化進む就職活動
調査結果によると、大学3年生の3月時点ですでに75.3%の学生が内定(内々定)を獲得している。これは2026年卒の同時期調査と比較して3.0ポイント増加しており、就職活動のさらなる早期化が浮き彫りとなった。大学生全体の31.4%がすでに就職活動を終了しており、内定取得者のうち34.9%が入社先を確定させている。
内定取得者の本選考エントリー数の平均は12.9社、面接社数の平均は7.5社、内定取得社数の平均は2.4社、保有内定社数の平均は1.7社となっている。また、内定取得者の44.1%が複数の内定を保有しており、今後の選考状況によっては内定辞退が加速する可能性も示唆されている。
「転職に有利か」重視
今回の調査で顕著だったのは、学生のキャリア観における「市場価値」への意識の高さだ。72.3%の学生が「転職で有利になるかを重視して企業選びを進めた(進めている)」と回答した。将来的なキャリアの選択肢を広げることを念頭に、戦略的にファーストキャリアを選択する実態が明らかになっている。
志望業界については、金融(37.6%)とコンサルティング(36.7%)が僅差で上位を占め、次いでIT・通信(31.7%)、メーカー(31.3%)と続いている。
株式会社ハウテレビジョン公式プレスリリースより
インターンシップが入社先決定に直結
インターンシップへの応募経験者は88.5%にのぼり、応募社数の平均は15.3社、参加社数の平均は7.2社となった。特筆すべきは、入社先を確定させた学生の72.0%が入社予定企業のインターンシップに参加していたという事実だ。早期の内定獲得および入社意思の決定において、インターンシップが極めて重要な役割を果たしていることが分かる。
調査期間は2026年3月14日から2026年3月27日、調査方法はWEBアンケート、調査対象は2027年卒業予定の外資就活ドットコム会員で、有効回答数は663名。