京都精華大、アニメ原画の電子アーカイブを用いた地域活性化実証事業を開始
京都精華大学は4月5日、精華町(京都府相楽郡)および株式会社ワンビリングと連携して、アニメーション原画をデジタルアーカイブ化し、鑑賞や教育、地域活性化に生かす実証事業を行うことを発表した。
京都精華大学は1970年代よりマンガの教育・研究に取り組んでおり、マンガ学部、マンガ研究科、国際マンガ研究センターも有する。
実証事業では、史料として重要な価値があるにもかかわらず、廃棄されることが多いアニメーション原画を、精華町にあるけいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)に整備した拠点で保管、撮影し、デジタルデータ化する。データを精華町でのイベントに展示したり体験型教育に利用したりすることで、地域活性化につなげる。
国のデジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)を活用し、2025年度まで実施する。
京都精華大学プレスリリースより