特許庁、子供の創造性を高めるオンラインコンテンツを公開

特許庁は3月22日、同庁ウェブサイトのキッズページにて「ジュニアイノベーションフェス-まわる展-」を公開した。「まわる」をテーマにした展示やワークショップなど、子供たちが楽しみながら学び、様々な視点を得て創造性を育むことができるコンテンツを多数提供している。

特許庁では、「デザイン経営宣言」(2018年5月23日発表)に基づき、子供たちに自らの手で創造することの楽しさを知ってもらうため、「ジュニアイノベーションフェス」を開催している。今年のテーマは「まわる」で、数々の発明と関係が深い回転の原理や、回転の力を活用した技術をわかりやすく動画で紹介したり、「視点の回転」を体験する展示・ワークショップや、コマの工作動画などを紹介したりしている。

「ジュニアイノベーションフェス」は、デザイン経営プロジェクト広報チームの活動の一環として2019年より実施。「子供に創造の本質を伝える」ことを目的とし、ユーザーである子供たちへのヒアリングやデザイン思考の手法を取り入れながら、毎年開催する「こども霞ヶ関見学デー」のイベントの企画を行っている。

「イノベーションとは新しいワクワクをつくること」と定義し、子供たち自身が自らの手でイノベーションを生み出す体験をすることで、将来の日本を担う子供たちの創造意欲を高め、産業競争力の源泉とすることを目指している。

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https://www.jpo.go.jp/news/kids_page/jif2020.html