文科省、「日本スタートアップ大賞」受賞企業を発表 大賞はSmartHR

文部科学省は7月22日、2024年度「日本スタートアップ大賞」の受賞企業を発表した。

日本スタートアップ大賞は、社会全体の起業・チャレンジ精神の高揚を図るべく、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰するもの。

応募のあった282のスタートアップを、一般社団法人日本ベンチャー学会会長、東京大学大学院工学系研究科教授の各務茂夫氏が長を務める審査委員会が、事業のビジョン、事業の新規性・革新性、起業のチャレンジ性、事業の拡張性の4点に照らして審査。その結果、大賞(内閣総理大臣賞)は株式会社SmartHRに決定した。

SmartHRは2013年設立。2015年より同名のクラウド人事労務ソフトを提供している。

雇用契約、年末調整などの人事・労務業務をペーパーレス化し、業務効率化を実現する機能に加え、人事評価、配置シミュレーションなど、蓄積された情報を活用し組織戦略を支援するタレントマネジメント機能を搭載。これを通じ、労働にまつわる社会課題の解決と、誰もがその人らしく働ける社会の実現を目指している。

その他の受賞企業とその詳細は以下から見ることができる。
https://www.mext.go.jp/content/20240722-mxt_sanchi01-000037163_3.pdf

表彰式の様子。左より、芹澤雅人・SmartHR代表取締役CEO、岸田文雄・内閣総理大臣。SmartHRプレスリリースより